海外一人旅のすすめ

海外旅行での失敗談等から、旅の参考になればと思います。

インドのトイレは汚い?気になるトイレ事情!

 目次

 

インドのトイレはやはり汚い?

インド滞在中、お腹を下す確率が高いので、トイレの利用頻度も高くなるでしょう。

 

そこで、インドのトイレ事情について紹介します。

 

とはいえ私自身、インド滞在中は空港、駅、宿泊した宿、列車内のトイレしか使用していません。ですので少しでも参考になればという感じです。

 

まず、国際空港、大きめの駅のトイレは基本的に洋式水洗トイレです。

 

ホテルについても、よほど安いところでない限り、洋式の水洗トイレという印象でした。

 

私が利用した寝台列車のトイレも水洗式でした。

 

インドのトイレの特徴ですが、写真のように便器の隣にシャワーが設置されているところが多いです。

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インド人は基本的に紙を使わず、水で洗い流すそうなので。

 

日本でいうウォシュレットの様なものです。

 

絶対ウォシュレットの方が使いやすいですよね。

 

そのため、トイレの個室内が水浸しになっているところが多いです。

 

これは、デリーのインディラ・ガンディー国際空港のトイレでもそうでした。

 

誰かが用を足した後、洗った水がそこら中に散らばっているのです..

 

トイレットペーパーについて

大きい空港、駅、観光客がよく利用するホテルではトイレットペーパーは設置されている印象です。

 

しかし、紙で拭かない文化ですので、当然設置されていないところもあります。

急に用を足したくなって、お店のトイレなんかを使わせてもらう時困りますよね。

水で洗い流すなら別ですが....

 

ですので、トイレットペーパーは持参しておいた方がよ良いです。

 

 

私は念の為、

 ・水に流せるポケットティッシュ

 ・芯を抜いて潰したトイレットペーパー(少しでもコンパクトになるように)

を日本から持参して行きました。

 

あと使用したトイレットペーパーですが、トイレ内にあるゴミ箱に捨てるそうです。

 

私は当初、知らずに流していました.. 詰まらなくてよかったです。

 

最後に

インドの街中には、ドアが付いておらず外から丸見え、しかも溝の様なものが掘ってあるだけの公衆トイレもあります。

 

あと、立○便をしている人もよく見かけます。

 

インドのトイレ事情は、当初は「勘弁してほしい」と思うのですが、3日くらいすると慣れてきます。

 

これも含めてインドだなと、思う様になるのです。

 

 

 

 

目の前で遺体が焼かれるインド・バラナシの火葬場

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ガンジス川のほとり

 

奇妙な光景

初めてインドを訪れる日本人からすれば、インドの日常は奇妙の連続です。

 

しかし、インド人からすれば日本も奇妙に写るかもしれません。

 

もはやどちらが「普通」とか、無いのでしょう。

 

でも、やっぱりインドは奇妙で刺激的でした。

 

バラナシを旅した時のこと。

 

コルカタから16時間ほど列車に揺られ、ようやく到着したバラナシ。

着いて早々、線路内を牛が徘徊しているわ、牛糞をおもいっきり踏むわでバラナシの洗礼を受けつつも、何とか宿に到着し、早速ガンジス川のほとりへ− 

 

老人から子供まで、そこら中で沐浴をするインド人。

物乞い、「ボート、ボート」と声を掛けてくるボートの客引き。

牛、ヤギ、猿!

 

そして、バラナシ最大の火葬場、マニカルニカー・ガート。

 

最初に着いた時、布かビニールのような物に包まれた遺体が、燃え盛る炎に入れられ正に焼かれているところでした。

 

 周りに立ち込める黒い煙。

 焼かれている遺体のすぐ近くに居座る牛と徘徊する野良犬。

 見物人に、「チャーイ、チャーイ」と言いながらチャイを売り歩くおじさん。

    声をかけて来る胡散臭い男(「俺は、ここでボランティアをしている。あーだ、こーーだ.....」とか喋っていたが、とりあえず無視。)

 

死生観やら、色んな考えが頭をよぎりながら、この光景をしばらく眺めていました。

 

 

 火葬場で危うくトラブル

 

  火葬場ではよく、薪を買わせる、勝手にガイドをして来てお金を請求して来るなどの、ぼったくりがあるらしいです。

 

 前述の自称ボランティアの男も、その手の人間でしょう。

 

 結局、「話しかけて来る奴は基本的に相手にしない」これにつきると思います。

 

 ここで、火葬場でトラブルになりかけた私の体験談です。

 マニカルニカー・ガートには、上から火葬場を見下ろせる建物があるのですが、私がそこから火葬場を写真撮影していた時の話です。

 

 気が付いたら隣に一人のインド人男性が立っており、こっちを睨むように見ていました。

 そして、「ここは写真撮影は禁止だ。お前、ちょっとこっちに来い」と言い、私の腕を掴んで、その場から連れて行こうとしました。

 

 一瞬動揺しましたが、「結局、金を請求してぼったくるパターンだろ」と思い、そのインド人に拙い英語で「警察呼ぶよ、警察!」と言い放って腕を振り払いそのまま立ち去りました(写真は上手く撮れておらず、結局消去)。

 

 火葬場は、原則写真撮影禁止らしいです(倫理的にそうですよね...)し、私みたいにトラブル可能性もあるので注意が必要です。

 

 

おまけ

最後にガンジス川沿いで遭遇した動物たちです。 

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水牛

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ヤギ

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ぼったくり注意!こんなインド人に気をつけろ!

 

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デリーの食堂にて

 

バザールでござーるぅ!」

 インドといえば、タージマハル、ガンジス川、カレー、牛、下痢.......そして、

  

 「ぼったくり」!

 

 ぼったくりなんて、インドに限ったことではないでしょう。

 日本でも例外ではありませんし。

 

 しかし、インドは別格です。

 

 現地で話し掛けてくるインド人は、ほぼ疑った方がいいです。

 日本人はカモられやすいのか、やたらと流暢な日本語で話しかけてくるインド人もおり、例えば

 

 インドのバラナシでのことですが、あるインド人が私を見るなり、日本語で

 

   「ちーっす! お兄さん、どこ行くの?」と、

   

   「ちーっす」って笑

  

 他にも、「うちのお店見に来てよ、インド人のバザールでござーる」と声を掛けて自分の店に連れて行こうとする者もいたり笑

 

 あとは、「長澤まさみ大沢たかおがドラマの撮影で来たよ」とか。

  長澤まさみ大沢たかおは結構定番で、よく聞きます。

 

親切な現地人にも注意!

 インドの首都デリーに、コンノートプレイスという映画館やレストラン、有名チェーン店などが並ぶ商業地区があります。

 私が、コンノートプレイスを散策中のことでした。

 横断歩道を渡っていた際、隣を歩いていたインド人の男に

 

   「横断歩道を渡る時は気をつけろ」と、さりげなく話しかけられました。

    ※ 歩行者がいても、車は基本的に止まってくれない。減速すらしないことが多い。 

    

 親切な人だなと思っていると、そのインド人が「どこから来たんだ?」「年はいくつ?」と英語で話しかけて来ました。

 会話の中でそのインド人は「俺は結婚していて、子供もいるんだ」と言い、妻と子供と一緒に写った写真を見せてきたりしました。

 で、「いいお店を知っているから、案内するよ」と切り出してきました。

 「結局このパターンか」と思い、私が「お金はないよ」と言うと、インド人は「私は、お金などいらないよ。あなたが楽しんでくれればそれでいい」と。

 半信半疑で1〜2㎞ほど歩いたところで、「ここがおすすめのお店だ。俺はこのまま帰るよ。あなたの幸せを願っている。」などと言って、そこでインド人と別れました。

 

 案内された店内に入ると、そこは民芸品売り場のようなところで、高そうな絨毯やらが展示されてありました。

 

 店内には、私以外に欧米人と日本人客の姿もありました。

 私は、買う気も無かったため、すぐに店外に出ました。

 

 すると、店の外に先程のインド人の男が立っているのが見えました。

 「ん、帰ったんじゃなかったの?」と思っていたところ、そのインド人は私を見るなり、慌てて近くの車の陰に隠れたのです。

 

 おそらく、店とは関係ないと思わせておいて、実際は店とグルで観光客を連れて来て高い品物を買わせるのでしょう。

 

 

騙されないためには

 結論から言うと、話し掛けられても相手にしない。

 これにつきると思います。

 現地で話しかけて来る人の90パーセントは、何らかの下心があると思っておいた方がいいでしょう。

 

 郷に入れば郷に従えと言うように、現地では日本の感覚は捨てましょう。

 日本人の親切さ、優しさが時にマイナスに働きます。

 

   もちろん何の下心も無く話しかけて来る人もいますが、少しでも警戒心は持っておいた方が良いでしょう。

  

 

 

 

 

インドで味わった下痢地獄。その予防策とは

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                        デリーの街並み

目次

 

 

 

インド旅行の通過儀礼「下痢」

 

 みなさんはインド旅行と聞いて何をイメージしますか?

 

 タージマハル、ガンジス川で沐浴、カレー・・

 

 おそらく多くの方がこのようなイメージを持たれていると思います。

 

 私もそうでした。ただ、先日インドを一人旅した際、インドについて取り分け印象として残ったこと、それは、

 

 下痢をはじめとする体調不良

 

です。

 

 インドでほとんどの日本人旅行者が経験すると言われる「下痢」。

 

 私も、コルカタ〜バラナシ〜ニューデリーを旅した際、見事に経験することになりました。(しかも帰国後も苦しむ羽目に....)

 

 原因は、ニューデリー駅近くの屋台で飲んだラッシー、もしくは同じく屋台で食べたカレーかと。

 

 ラッシーもカレーも、普通にハエがたかっていたのですが、食べたい願望が勝りつい食べてしまい、結果、

 

 2日後の帰国の際、空港で10回以上トイレに駆け込み下痢、

 飛行機のトイレでも下痢、

 帰国後も下痢と悪寒、軽い頭痛等の体調不良で4日間寝込む。

 

と最悪な旅の締めくくりでした。

 

 その間、ほぼ水しか飲めず、飲んだ水もすぐに下痢として排泄されるという状況でした。

 下痢の予防策とは

 とにかく衛生状態の良くない店(特に屋台は注意)での飲食は避けるのがベストです!!

 特に火が通っていない物は避けましょう。当然ラッシーも!

 インド人の店員は押しが強い人が多く、つい押しに負けて食べないよう注意が必要です。

    そして、より衛生状態の良い綺麗なレストランに行くことをおすすめします。

 あと、お店で出される水や氷も注意が必要です。

 日本と違い決して綺麗な水とは言えない場合が多いため、ペットボトルのミネラルウォーター等を飲むのをおすすめします(インドのレストランにはペットボトルのミネラルウォーターを売ってあるところが多い)。

 

まとめ

 インド旅行で、中には全く体調不良にならない方もいますが、大方の人は何らかの体調不良になるかと私は思います(正直、空気も汚いです)。

 

 旅行に来て現地の料理を食べない訳にもいかないので、難しいところではありますが、とにかく口にする物に注意を払うことで、限りなく下痢は予防できます。

  

 

 これからインド旅行を考えている方々に、少しでも参考になれば幸いです。